セルインパクトが独自に研究開発した最新の発酵技術がもたらす効能と高付加価値を持つ青果物を生産する施肥管理テクノロジーとは
<酵母発酵物の知られざる効能>
酵母発酵物により植物ホルモンが活性化し、高温・低温・長雨・干ばつ等の様々なストレスに対応できる体質に変わります。
植物オートファジーが活性化し、細胞内の不要な成分や古くなった成分を分解し、細胞の品質を向上させ、栄養成分を生成します。
微細根が形成され、土壌中のアミノ酸やミネラル・各種成分をバランスよく吸収するため、光合成能力が向上し、植物体内の代謝を活性化し、苦味・えぐ味を低減させます。
<廃棄処分の焼酎粕から特殊発酵技術で液肥を開発>
アミノ酸や有機酸が多く含まれています。
植物のクエン酸回路を活性化させ、窒素・アミノ酸などの吸収向上につながることで植物体を形成する植物タンパクを多く生成するため、生育促進・旨味成分・糖度等の向上が見られました。
(高知大学との共同試験にて実証されています)
資源の再利用のためSDGsにもつながり、地球環境保持にも貢献しています。
<土づくりの秘密>
酵母発酵物を混合した元肥や腐熟度の高い土壌改良材を使用しています。
特に堆肥に関しては原料の木くずやおがくずを前段発酵させた後、牛糞等と独自の技術を使い混合発酵(一次発酵)させることで通常より短時間で腐熟度を向上させ、発芽インデックスが128.9%(試験値)と大幅に向上しました(通常は70%程度)。
独自の技術で発酵した土壌改良材には菌体由来の豊富なアミノ酸(トリプトファン・グルタミン酸・アスパラギン酸・リジン・プロリン等)が多く含まれています。1970~80年代に東京大学農学部の森・西澤グループの研究により、アミノ酸は根から直接吸収されることが証明されています。
この洗練された土壌改良材と豊富なアミノ酸により健全な土壌環境づくりが実現し、高品質な青果物を作ることが出来ます。
<独自の施肥管理テクノロジーを確立>
20年以上にわたり蓄積したサイエンスデータに基づき、施肥工程をマニュアル化しました。
この施肥テクノロジーでは、酵母発酵物や有機酸・土壌改良材等、さらには総合土壌菌で発酵させたK・Mg・Ca・P・B・Fe等を作物が必要とする時期に与える事で、植物体の細胞の活性化・代謝を促し、植物は気候変動に対応できる力を身につけていきます。
健全な生育となり、青果物の代謝が活性化し苦味・えぐ味が少なくなり、美味しさが効果的に増加するデータも出ています。
栄養価(Brix・抗酸化物質)や貯蔵性の向上なども数値的に表れており、国際基準をクリア(データ重視)した高付加価値な青果物が生産できるシステムとなっています。